精密な製造によるメンテナンス性の向上
FRONTIERラインのルーフテントは、ABS樹脂成形を採用した事で、従来のルーフテントと比較して精密に寸法及びネジ位置を合わせができるようになりました。
それによりシェルの損傷時、上下全てのシェルを完全に交換するのではなく、損傷したどちらかのシェルだけを交換できるます。
ジェームス・バロウドが、満を持して送り出す新しい製品ライン「FRONTIER」。
世界最高品質のルーフテント、ジェームス・バロウド。
あらゆる条件下においても安心して快適に使えるテントを産む為、厳しい条件を科し妥協なく繰り返される製品の開発試験。
そして2023年、満を持して従来のEVOLUTIONラインから発展した新たな製品ライン「FRONTIER」を送り出しました。
さらなる耐久性と空力のために設計された流線型の形状、そして耐久性だけではなく耐熱性、耐光性もさらに強化した厚さ4mmのABSプラスチックで作られています。
また、シェル外側に施したコーディング層が、シェルカラーを強いUVや悪天候から守り、且つ受けたダメージからの色の回復を助けます。
FRONTIERラインのシェルカラーは、標準カラーである白のほか、オプション料金(税込44,000円)を追加していただくことで黒やメタリックグレーにする事もできます。
FRONTIERラインの室外ロックパーツは、これまでの様な金属ではなく強力なポリマー樹脂で作られています。このロックパーツは極寒の環境や雨・湿気に耐えられる様に設計されており開閉も簡単です。
FRONTIERライン製品のため特別に設計されたアルミニウム・リムには複数のガター(溝)が組み込まれており、テント内外への様々なアクセサリーパーツをスライドさせて取り付けることができます。
FRONTIERラインのルーフテントは、ABS樹脂成形を採用した事で、従来のルーフテントと比較して精密に寸法及びネジ位置を合わせができるようになりました。
それによりシェルの損傷時、上下全てのシェルを完全に交換するのではなく、損傷したどちらかのシェルだけを交換できるます。
テントキャンバスは、ルーフテントの外側から見ると、新しいJames Baroudのロゴがついた布地と、使う人のプライバシーを損なうことなくパノラマ状の開口部を備えた合理的なデザインです。
窓が開くキャンパス上部と、窓のないキャンパス下部を側面から見て斜めに繋ぐ事で、窓を開けた時(網戸にした時)の眺望と、中で休む人のプライバシーの両立を実現しています。
グレーのテントキャンバスはコーティングされた三層構造の生地になっており、650g/m²のダブルシームで太陽光を反射。紫外線、熱、水に対する耐性を発揮します。
テントキャンバスは、シェルの外側に向かって湾曲したアルミニウムガイドの下に取り付けられ、風速33m/sの突風を課す試験でも強力な排水性能、耐風性能を確認しています。(※ジェームス・バロウドによる社内試験)
ジェームス・バロウドの大きな特徴の一つが外景のパノラマビューを実現する大型の網戸「ジェームス・バロウド モスキートネット」。ODDYSEYでは360度のビューを実現しています。
また、ジェームス・バロウド モスキートネットは、あらゆる環境での試験を行い、それをクリアするの高い強靭性と耐久性を持っています。
従来のEVOLUTIONラインから改善されたテントキャンバスは、防音性と断熱性・遮光性が大幅に改善されました。
特に遮光性に関しては完全遮光を実現。
ジェームス・バロウド モスキートネット 及び 出入口を閉じると、外光を完全にシャットアウトします。
そして全てのジッパーに使用されているラバーカーソルは、単純な仕組みではありますが強力な防音性により強風下でもテント内は非常に静かに保たれ、一晩中静かに休むことができます。
FRONTIERラインのリアドアには、網戸とテント時の間に透明なポリ塩化ビニルを新たに追加。
雨風や寒さを防ぎながら外光を取り入れることができます。
EVOLUTIONラインは、テント全体を購入することなくテント地を交換できる最初のルーフテントでした。
新しいFRONTIERラインではシェルのABS成形で精密な位置合わせができる様になったことにより、6つにパーツ分けしたモジュラーキャンバスが採用できました。
それによりテント地損傷時には損傷したキャンバスパーツだけを個別に交換でき、修理・メンテナンスの時間とコストを抑えることができます。
FRONTIERラインは、後部出入口の外側にハンドルを追加し、収納方法を改良しました。
テントを閉じる時はテント内のピストンエルボーのロックを解除後、出入口のジッパーを開いたままにし、ゴム製のハンドルを引くだけです。
従来のEVOLUTIONラインで採用していたバックリボンは、テント使用中に吹く風に煽られ音を立てる原因となっていた為、廃止しました。
テントの開閉は4つの油圧ダンバーと多関節アームによって自動的に補助され、特許取得済でテントを最適な状態に保つ様微調整されたロック機構付ピストンエルボーが、ルーフテントの生地の張力を支え、高い耐風性を実現します。
ピストンアーム/ピストンエルボーはキャンバスカバーで保護されており、夜の睡眠中にひんやりとした金属部に体が直接触れない様になっています。
展開時は、テントを軽く押し上げて開いた後、テント内部4つのピストンエルボー後ろにあるハンドルをカチッと音がするまで引きます。
収納時は、カチッと音が聞こえるまでハンドルを押してピストンエルボーのロックを解除します。
他のジェームス・バロウドのハードシェルテント(EVOLUTIONライン製品群)と同様、天井にはソーラー充電式のベント(換気扇)が装備されています。
このソーラーベントはジェームス・バロウドの大型のテント(XLサイズ ※2023年2月現在 ODDYSEYにはこのサイズの設定はありません)の7倍にあたる容量の空気を循環させる様に設計されており、テント内の結露を防いで、余分な熱を外に出します。
それによりテント内の湿気やカビを防ぎます。
これだけの大容量の空気を循環させながらもソーラーベントのファンはとても静かであり、睡眠の邪魔をしません。
室内灯はUSB充電式のLEDランタンが装備されています。
内蔵されている充電池は2,600mAhのリチウムバッテリーで、連続数時間使用する事ができます。
このLEDランタンは、白色点灯だけではなく赤色点灯もできる様になっています。
人には見え、虫からは見えない赤色の灯りは、光に虫が集まることを防ぎながら、暗所での視界を確保します。
また、赤色の光を点滅させることで、緊急事態・SOSを周囲に知らせるエマージェンシーライトとして使う事もできます。
LEDランタンは、取り外して先端のライトを点灯することで懐中電灯としても使えます。(先端のライトは360度の回転も可能)
強力マグネットがついているので車体などの金属面に付けて屋外灯・作業灯として使うこともできます。
テントの床面には、長期間の旅でも快適な休息が取れる様ジェームス・バロウド高密度マットレスが敷かれています。
28kg/m³の密度と、暑さ65mmのマットレスは、ルーフテント市場で最も快適である事が頻繁に報告されています。
またFRONTIERラインでは、より快適性を向上させる為絶縁PVC床材も用意されています。
さらに快適性と断熱性を高めたいとお考えの場合は、オプションのマットレスアクセサリーをご検討ください。
マットレスの下に空気の流れを作ることで、マットレスに柔らかさを加え、且つ結露を防ぐことができます。
ジェームス・バロウドのハードシェルテントは、室内天井に収納ネットが装備されています。
M 税込価格 660,000円